アランフェス協奏曲

　ド深夜。
　ピアノの練習。てか選曲。てか手慰み。

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

　12時、ひとまず業務終了。

　きょうはピアノ。
　あれこれと選曲をしてきたが、結局なにを弾いたらいいのか決まらず、いっそのこと昭和歌謡とかやっちゃって歌声喫茶にしてしまおうか…そんな目論見をし、歌本を持ち出してあれこれおさらい。

　これでミヤモトのカブを下げてクビちょんぱへと持ち込む作戦である。

　5番街のマリー、ろくでなし、サン・トワ・マミー…などなど。
　どうせ年齢層も高いのだから、このくらいがちょうどいい。否、どうせミヤモトはロビーのにぎやかしなのだ。このくらいテキトーでいかんべ。

　そんな感じで、超テキトーに弾いてたら「やっぱり弾きたくなったんだ？」なんて某人に云われたりして。いや、ちがうんですよ。これは業務命令で弾いているだけで、弾きたくなったわけじゃ…。ま、いいや。これでカブを下げるんだから。

　ヨーロッパに出かけていたあの人からのリクエストはアランフェス協奏曲。
　ミヤモトは厨房の時にやった曲だ。何とか思い出しながら弾いてみる。ほんと、これこそ超テキトー。ま、いいや。こんくらいで。

　そう云えば、ミヤモトは今回の演奏、時給分しか出ないのだが、会場でお弾きになられていらっしゃるJIJIYのピアニストは謝礼参万円也だってよ。なんだ、この差。どんだけイイ演奏すんだよ。と、ここで愚痴ってみる。

　演奏終了は18時30分。
　16時30分からなんとなく始めたから、2時間も弾いてたのかよ！！！どおりで左手の薬指が痛いわけだ。

　帰宅は21時。
　着替えて部屋でだらだら。主にニコ動。あ、そうだ、顔本で宣言した体重。きょうまでに70㎏を切っていなかったら出戻りベルってやつ。結果は…

　…